法人・個人を問わず自分が掲げたビジネスを安定させるには、売り出す商品の存在を知ってもらうところから始めなくてはなりません。
そのために、テレビ、ラジオ、新聞などのマスメディアを利用することは珍しくないでしょう。
ただ、その前にまずは宣伝したい内容をまとめたパンフレットを印刷して配布することから取り掛かることが一般的には多いです。
最近でこそ、宣伝を目的とした書類を紙ではなくデータで行う電子ファイリング化が進んでいるとはいえ、いまもって配布の主流は紙で行っており、印刷コストをどう抑えるかについては悩むところでしょう。
そのため、特にネット社会の現代では、既存の印刷会社がほとんどシェアを握っている印刷市場に、格安で印刷業務を請け負うネット業者が参入し頭角を表しています。
しかし、その一方で、後述でも紹介するトラブルなども多いです。今回、その実態を通して、印刷に関するトラブルとその対策について紹介していきます。
ネット業者の特徴
ネット業者の特徴としては次のことが挙げられます。
24時間365日発注できる
印刷会社であれば営業時間内に発注をしなければなりませんが、ネット業者であれば24時間365日、申込フォームにて入力した内容を送信することで発注依頼をかけることができます。
決済が簡単に済ませる
支払方法は、銀行振込、コンビニ支払、クレジットカード支払などで済ますことができるため、非常に簡単に済ませることができます。
業者への入稿データは自分で用意する
印刷会社であれば、依頼主からのヒアリングを基にして入稿データを作成する流れが一般的ですが、ネット業者であればそのやりとりがなく、事前に発注元が用意しておかなければなりません。
印刷に関する要望も全てネット業者が用意したプランを選択する
入稿データの印刷は、希望している紙のサイズ、質、厚さ、枚数などはあらかじめ業者の方で用意されている中から選択して行うことになります。
印刷できる範囲も広い
ネット業者が出たばかりの頃は、A4サイズのみといった限定した範囲で印刷業務を行ってはいたものの、最近は大ロット対応も増えたこと、紙のサイズもA2、A3など一通り対応できていること、あとは紙の厚さなども対応できるようになったことなど、通常の業者と差は狭まりつつあります。
このように印刷会社ではなかなか対応できないところにネット業者は入り込んできてかつその対応範囲も広がってきており差は狭まりつつあります。
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