「混ぜないでください」
白いシャツの男は、机の上に置いた見本から指を離さなかった。赤と青の境目に、短く切りそろえた爪がある。赤坂ゆりは、打ち合わせ用の紙に大きく丸をつけた。
《赤と青は混ぜない》
念のため二重丸にした。
「分かりました。境目はきっちり分けます」
「絶対に、です」
向かいに座る兄の高瀬圭介が念を押した。隣では弟の高瀬奏太が腕を組んでいる。二人とも四十代。目元は似ている。圭介が紙を机の辺にきっちり合わせる横で、奏太は椅子の背に体を預けていた。兄は短く刈った髪に白いシャツ。弟は少し長めの髪に黒いTシャツ。
父から受け継いだ古い二階建ての店舗を改装し、一階を二つの店に分けて営業している。入口から見て右半分が、兄の理容室「TAKASE BARBER」。左半分が、弟の中古レコード店「SIDE B」だった。
もともとは父が一人で営んでいた理容室だ。父が亡くなったあと、圭介は店を残したいと言い、奏太はもう時代が違うと言った。結局、建物の中央に壁を立てた。その経緯を話すときだけ、二人とも相手を見なかった。
今回作るのは、その二店舗合同の開店一周年イベントのフライヤーだった。表面は右半分が深い赤、左半分が濃い青。中央で、二色がぴたりと接する。店の色を出すため、赤と青をそれぞれ特色で刷る予定だった。
圭介が赤。奏太が青。ゆりは見本を二人の前へ戻した。
「この境目が大事なんです」
圭介が言った。
「こっちと、こっち。別の店なので」
奏太が続けた。
「合同イベントですけど、店は別です」
ゆりは二人の顔を交互に見た。
「……仲悪いんですか?」
緑野弘治が隣で咳払いした。ゆりは口を押さえた。
「すみません。今のなしで」
「仲は悪くないです」
兄弟が同時に答えた。その声だけは、見事に重なった。二人は一瞬だけ顔を見合わせ、同じタイミングで目をそらした。ゆりは二重丸をつけたメモに視線を戻した。
* * *
第一印刷のDTP室では、空調の音にマウスを押す音が混じっていた。青原肖子はフライヤーのデータを開き、黒い眼鏡を少し持ち上げた。鮮やかな青い前髪が、つるの上で動いた。
「赤坂さん」
「はい」
「このデータ、誰が作りました?」
「お客さんの知り合いのデザイナーさんです」
「このままでは、境目が心配です」
「きれいにできてますけど」
青原は答える代わりに、分版を確認した。モニターには、赤と青の長方形が画面中央で接している。拡大しても、さらに拡大しても、境界は真っすぐだった。青原は片方の版を消し、戻す。二つの色は、同じところできっちり終わっていた。
「ここです」
「きれいですね」
「きれいすぎます」
「褒めてない?」
「印刷では問題です」
青原は二色の境目を指した。
「この赤と青、完全に突き合わせです」
「つきあわせ?」
「隣同士の色が、一切重ならず、同じ位置で終わっている状態」
「お客さんの希望どおりじゃないですか。混ぜないでって」
「画面上では」
その言い方に、ゆりは嫌な予感がした。FRAMEのポスターで低解像度画像に苦労して以来、青原が「画面上では」と言うときは、だいたい何かが起こる。
「この仕事は、赤と青を別々の版で刷ります。紙は水分や圧力の影響を受けますし、機械を通る間にもわずかに動きます」
青原は机から赤と青の色見本を取り、角をそろえた。片方をほんの少しだけ滑らせる。
「見当は合わせます。でも、ずれを完全にゼロにできるとは限りません」
「どれくらいズレるんですか?」
「条件次第です」
「数字で」
「数字だけ覚えるとまた事故ります」
「最近みんなそれ言う」
青原は赤と青の境界をさらに拡大した。
「仮にほんのわずか、赤が右へ、青が左へずれたら?」
ゆりは画面を見た。
「重なる?」
「逆です。離れる方向にずれた場合」
「あ」
二色の間に、紙の白が細く現れる。
「白い線」
「そうです」
「でも、ほんのちょっとですよね」
「ほんのちょっとだから目立つんです」
青原は言った。
「意図して入れた白線ならデザインです。でも、あるはずのない髪の毛みたいな白い隙間は、見る人の目に引っかかります」
「じゃあどうするんです?」
青原は説明用の図で、赤の端を青側へわずかに広げて見せた。実際に重なる部分は、分版とオーバープリントの設定も確認するのだという。ゆりには、さっきまで動かなかった境目が急に頼りなく見えた。
「重ねます」
ゆりは黙った。
「……それ、お客さん一番嫌がるやつ」
「重なりを、できるだけ目立たせずに作ります」
「重ねても、目立たない?」
「トラッピングです」

* * *
数日後、本紙校正の日。打ち合わせで試作の費用と日程を確認し、二つの仕様を比べてもらうことになった。印刷機のそばの確認台で、黄金井大介が二枚の紙をゆりに渡した。一枚は比較用にトラッピングを入れていない試料。もう一枚は青原が調整したものだった。
「ゆりちゃん、これ見てみ」
ゆりは最初の一枚を見る。赤と青の境界。一見、問題ない。
「普通です」
黄金井は紙を確認台に平らに置き、中央へ指を近づけた。
「もうちょい近くで見てみ〜」
ゆりは顔を寄せた。
「あ」
中央に、細い白い糸のような線がある。ゆりは指で触れかけ、止めた。紙の上に何かが乗っているのではなかった。
「こんなに見えるんだ」
「今回は、この二色の間から出たねえ。見当を詰めた上で、こういう境目も見ておくのよ」
もう一枚を見る。白線がない。赤と青は、ただ隣り合って見える。さっきの白線を探す目つきのまま、ゆりは紙を顔から遠ざけた。
「これ、重なってるんですよね?」
「重なってるよ」
「どこ?」
黄金井が笑った。
「見えないよねえ」
「はい」
「それでいいのよ」
青原が横から言った。
「今回は赤の端を濃い青側へわずかに広げました。重なった色が、青側で目立ちにくいようにです。どちらをどの程度広げるかは、インキの性質や明暗、形、紙、印刷条件で変わります」
「赤と青を半分ずつ重ねたらダメ?」
「ダメとは限りませんが、何でも均等に重ねればいいわけではありません」
「難しい」
「だから仕事です」
黄金井が笑った。
「青原ちゃんが言うと、嫌味にしか聞こえないんだよねえ……」
「事実です」
そこへ緑野が入ってきた。
「お客さん、来たぞ」
ゆりは二枚を持った。
「どっち見せます?」
「両方」
緑野は即答した。
「白い線が出た方まで?」
「違いを説明するためだよ」
「怒られません?」
「お前が余計なこと言わなければ」
「それ難易度高いですよ」
* * *
打ち合わせ室では、圭介が先に紙へ手を伸ばした。白いシャツの袖を引き上げ、境目をたどる。椅子に腰を落ち着けるより早く、顔が曇った。
「ここ、白いですよね」
奏太も顔を寄せた。
「ほんとだ」
ゆりは説明した。
「赤と青を完全に別々にしていたので、印刷するとほんのわずかな位置のズレで、間から紙の白が出ています」
圭介の眉が動いた。
「最初に、混ぜないでって言いましたよね」
「はい」
「だから分けたんでしょう?」
「はい。でも――」
青原が口を開いた。緑野がペンを置いた。ゆりは自分のメモを少し引き寄せた。青原の説明は正確だ。けれど圭介が気にしているものまで、きちんと届くだろうか。
「色を分けて見せるために、境目だけ調整したものも用意しました」
圭介が怪訝な顔をする。
「境目を?」
青原はトラッピング済みの紙を出した。
「こちらは、境界部分で色をわずかに重ねています」
圭介がすぐに言った。
「混ぜたんですか?」
「境目の、ごく狭い範囲だけです」
「そこは色が変わるんじゃないの」
「重なった部分の色は変わります」
青原は即答した。ゆりは、机の下でつま先に力を入れた。青原は続ける。
「ただ、赤と青を広い範囲で混ぜたり、境界をぼかしたりはしていません。重なる幅を小さくして、普通に見たときは二色がくっきり分かれて見えるようにしています。小さな見当ずれで、紙の白が出にくくなるための処理です」
「どのくらい?」
「今回の見本では、普通に読む距離で目立たない幅にしています。近くでも、少し離しても見ていただけますか」
圭介は紙を顔に近づけ、それから腕を伸ばした。隣で奏太も同じようにする。二人の肩が、さっきより少し近づいた。奏太が二枚を並べた。
「こっちの方がきれいだな」
圭介は黙った。しばらくして言った。
「でも、赤は赤。青は青ですよね」
青原が答える。
「そのために調整します」

ゆりは、握ったままだったペンを置いた。そのとき奏太が笑った。
「兄貴、店もこれくらい重なっていいんじゃない?」
圭介の顔が固まった。
「あ?」
ゆりは反射的に緑野を見る。緑野もこちらを見た。紙の上では消えた隙間が、また二人の間へ戻ってきたようだった。
* * *
店を分ける壁は、改装のときに圭介が提案したものだった。理容室とレコード店では、客層も音も匂いも違う。奏太も最初は賛成したのだという。ゆりは二人の話を聞きながら、メモの端に四角を描き、真ん中に線を引いた。
ただ、入口だけは父の頃のまま一つだった。建物に入ると、中央の小さなホールで右と左に分かれる。奏太は、そのホールを共同スペースにしたかった。父の古い椅子を置き、レコードを流し、イベントの日にはコーヒーでも出す。圭介は反対した。
「どっちの店か分からなくなる」
「分からなくてもいいじゃん」
「よくない」
「一周年イベントだって二店合同だろ」
「イベントだけだ」
「だったら入口くらい一緒に使えばいい」
「今も一緒だろ」
「通路としてな」
奏太は組んでいた腕をほどき、机に肘をついた。圭介は紙の角をそろえ直した。印刷の話をしていたときより、二人の声が少し低い。圭介が言う。
「お前は何でも混ぜたがるんだよ。親父の店にもレコード置こうとしただろ」
「置いたら面白いって言っただけだ」
「理容室だぞ」
「音楽かかってる理容室なんていくらでもある」
「そういう話じゃない」
「じゃあ何の話だよ」
緑野が静かに言った。
「高瀬さん」
二人が止まる。
「フライヤーは、トラッピングを入れた方で進めて大丈夫ですか?」
緑野は二人の返事を待った。机の中央には、校正紙だけが残っていた。ゆりも、描きかけの間取りから顔を上げた。圭介は一度、紙を見た。赤と青。境界ははっきりしている。
「……これなら」
奏太もうなずいた。
「お願いします」
打ち合わせは終わった。圭介が先に立ち、奏太が校正紙を片付けた。兄は出口で少し待っていたが、振り返りはしなかった。
* * *
その夜、ゆりがゲームにログインすると、「一気」からパーティー招待が届いた。画面の中では、二人のキャラクターが街の門の前に立っている。ゆりはキーボードへ指を戻した。
『今日遅い』
「仕事」
『また事故か』
「事故って言うな」
打ち込んでから、もう一行足す。
「トラッピングって知ってる?」
『仕事で使う』
「今日さ、赤と青の間に白い線が出たの」
『突き合わせか』
「青原さんと同じこと言う」
『当たり前だ』
ゆりは店名を伏せて、兄弟のことを短く書いた。店を二つに分けたこと。入口を一緒に使うだけでも、意見が合わないこと。打ち終える頃には、一気のキャラクターが門の外へ出ていた。
『で?』
「で、って」
『印刷は解決したんだろ』
「した」
『じゃあ終わり』
「人間の方」
『知らん』
「毎回それ言うね」
『印刷屋は家族カウンセラーじゃない』
ゆりは椅子の背にもたれた。机の隅に、今日のメモが開いている。大きな二重丸と、途中まで描いた間取り。
「でも、ちょっと似てない? 完全に分けると隙間が出る。だから、ほんの少し重ねる」
今度は少し間があった。
『トラッピングは仲良くする技術じゃない』
「え」
『多少ずれても、白が出にくいように備える技術だ』
ゆりは書きかけの返事を消した。
『見当はきちんと合わせる。その上で、残る小さなずれに備える。何でもトラップでごまかすわけじゃない』
「……そっちか」
『人間に当てはめるなら勝手にしろ。でも、分かり合えば大丈夫、とは違うだろ』
画面の端で、一気が立ち止まっていた。ゆりのキャラクターは、まだ門の内側にいる。
「一気、たまにすごくまともなこと言うね」
『置いてくぞ』
「ごめん」
ゆりはキャラクターを走らせた。追いついたところで、もう一行届く。
『あと、重ねすぎれば境目の色が目立つ』
「人間関係も?」
『知らん』
門の外では、二人が別々の方向を向いていた。ゆりは地図を開き、先に進んだ一気の方へ向き直った。
* * *
印刷は順調に進んだ。確認した刷り上がりでは、赤と青の境界に白い隙間は見えなかった。ゆりは受け取った紙を、近くで、少し離して見た。探さなければ気づかないものを、今はつい探してしまう。
イベント前日。ゆりと緑野は、フライヤーの残りを納めに高瀬兄弟の店へ寄った。先に渡した数枚のうち、一枚が入口に貼られている。右が赤。左が青。中央で二色が接する。
中へ入ると、奏太がレコードの箱を運んでいた。
「そこ、置くの?」
奥から圭介の声がする。
「一日だけ」
「邪魔だぞ」
「イベントの日くらいいいだろ」
中央のホールは、兄弟が話していた通路のままではなかった。壁際に父の古い理容椅子があり、その横の小さな棚にレコードプレーヤーが載っている。革の座面には、長く座られた形に艶が残っていた。壁には若い頃の父の写真。ゆりは、写真の目元を見てから二人を見た。圭介が出てきた。
「弟が勝手に」
「兄貴が椅子出してきたんだろ」
「写真はお前だろ」
「棚は兄貴」
「棚くらいは要るだろ」
圭介が棚の端を押した。奏太は文句を言いかけて、通路を見た。それから反対側を持ち、二人で少し壁へ寄せた。入口から奥まで、人の通る幅が空いた。

「共同スペースにしたんですか?」
ゆりが聞いた。圭介はすぐに答えた。
「イベントの日だけです」
奏太が言う。
「今のところね」
「余計なこと言うな」
緑野が笑った。
「いいじゃないですか」
圭介は少し不満そうだった。
「店は別ですから」
「はい」
「レコード店と理容室を一緒にする気はないです」
「はい」
「ただ――」
圭介は中央のホールを見る。
「このくらいなら、まあ」
奏太が笑った。
「トラッピング?」
圭介が睨む。
「その言い方はやめろ」
* * *
イベント当日。ゆりが顔を出すと、入口から人の声がこぼれていた。理容室の客が、待ち時間にレコードを見る。レコード店の客が、壁に飾られた古い理容器具を眺める。奏太がかけた古いソウルミュージックを、圭介の常連客が懐かしそうに聴いている。
中央のホールには小さなコーヒー台も出ていた。圭介が空いた紙コップを片付ける横で、奏太がレコードの袋を客へ渡している。棚の前で人が止まるたび、どちらかが半歩よけた。
右の理容室からドライヤーの音がした。左ではレコードの針が下り、短い雑音のあとに歌が始まる。中央の椅子に腰かけた客が、膝の上で指を動かしていた。
ゆりは入口のフライヤーを一枚取った。深い赤と濃い青。紙を持つ位置を変えていると、右の店から声がした。圭介が入口まで来た。
「赤坂さん」
「はい」
「これ、次の分も頼めます?」
「できますよ。日付と内容を確認して、また校正を出しますね」
「イベント、来月もやることになって」
ゆりは奏太を見る。奏太が親指を立てた。圭介はすぐに言った。
「毎月じゃないですよ」
「まだ何も言ってません」
「弟が毎月やるって言い出しそうだから」
奥から奏太の声が飛んできた。
「隔月!」
「勝手に決めるな!」
ゆりは笑った。奏太は次にかけるレコードを兄へ向けた。圭介は首を振り、棚の別の一枚を指す。弟が何か言ったが、ドライヤーの音に紛れて聞こえなかった。
帰り際、ゆりは入口を振り返った。理容室へ戻る圭介が、通路にはみ出した箱を足元からよける。奏太がそれを受け取り、自分の店へ引き入れた。
* * *
翌営業日、青原は完成したフライヤーの保存見本をファイルへ入れていた。ゆりは次回の相談を書いたメモを持って、机の前で足を止めた。
「青原さん」
「はい」
「あのお店、また一緒にイベントするんですって」
「日付の修正ですか」
「まずそこ?」
「ほかに変わるところは?」
ゆりはメモを差し出した。青原は受け取り、未定の欄をペン先で示した。
「ここが決まったら、教えてください」
「はい。……二人、まだ言い合ってましたけどね」
青原は顔を上げた。ゆりは保存見本を見る。
「なんか、With or Without Youって感じ」
「曲名ですか」
「そう。青原さんとも、トラッピング必要かも」
「印刷の話をしていますか」
「半分くらい」
「では、残りの半分が決まってから来てください」
ゆりは笑った。青原も笑うかと思ったが、もうモニターへ向いている。いつものことだった。
立ち去りかけたとき、机の端へ紙が一枚差し出された。
「これ、営業用に。次の打ち合わせで使うなら」
トラッピングを入れた方の見本だった。青原は、何も言わずに手を戻した。ゆりはメモをその下へ重ねた。端をそろえると、赤と青だけが上に残る。
「ありがとうございます」
返事の代わりに、マウスを押す音がした。ゆりは紙を折らないように持ち、次の打ち合わせの日程を確かめに行った。

Track 06 | With or Without You
KEYWORDS
トラッピング / 見当 / スプレッド / チョーク / 白抜け
TECHNICAL NOTES
多色印刷では、各版の印刷位置を合わせる「見当」の調整を行います。それでも、紙や機械の状態などによって微小なずれが残ることがあります。隣り合う色を隙間も重なりもない突き合わせにすると、条件によっては境目から紙の白が見えます。今回は、赤と青を別々の特色で刷る設定です。
トラッピングは、境界に小さな重なりを作り、見当ずれによる隙間を目立ちにくくする処理です。明るい側の色を暗い側へ広げるのが一般的ですが、インキの不透明度や色、形状によって判断は変わります。スプレッドは対象の色を外へ広げる処理、チョークは対象を囲む側の色を内へ食い込ませる処理として説明されます。
重なる部分では色が変わります。そのため、重なりを大きくすればよいわけではありません。仕上がりで境界が目立たないよう、用紙や印刷条件に応じて幅を決めます。オーバープリントや分版の確認も必要で、画面上で図形を重ねるだけでは意図した印刷結果になるとは限りません。
トラッピングは見当調整の代わりではなく、小さなずれに備える処理です。すべての配色に同じ処理が必要なわけでもありません。実際の設定は印刷会社と確認します。
※技術解説は物語中の状況を理解するための一般的な補足です。実際の条件や最適な設定は、印刷方式・用紙・設備・加工内容によって異なります。
